通勤で毎日音楽を聴いているが、趣味であることに加えて「耳栓」という意味合いがある。
耳栓はともかく、八王子~大崎で音楽を聴いているため、毎日4時間以上、ヘッドホンをしていることになる。
耳の健康は別の話。
iPodを使ったこともあったが、今は携帯+Bluetooth+ヘッドホンとなっている。
それぞれに不便なところが出てきたので、今回はそれを改善しようと四苦八苦してみた。
まず、携帯はAUのCASIO W62CA。
防水、丈夫、など、ファンも多いとのことだが、私はなによりもBluetooth搭載でこの携帯を選んだ。
頑丈との謳い文句だが、角が割れてきて防水に難が出ている。
まあ、過剰な期待はしていないので、そんなこともあろう。
しかし、Bluetoothとのコンビネーションはいただけない。不便極まりない。
音楽を聴くだけならいいが、これをハンズフリーのヘッドセットとして使おうと思うと、あまりの面倒臭さに辟易する。
まずセットアップ。
ペアリングは問題ない。すぐできる。
が、これを音楽+ハンズフリーヘッドセットにしようとする場合は次の操作が必要になる。
1.Bluetoothレシーバーの電源ON。
2.AU携帯のアクセサリ→Bluetooth→ワイヤレス機器選択→DRC-BT30(登録された機器)を選択(トップ画面にショートカットを作れるので簡略化が可能)※これで音楽が聴けるようになる。
3.AU携帯のアクセサリ→Bluetooth→初期登録(なんでやねん)→ハンズフリー機器を登録→「初期登録します。よろしいですか?」"はい"を選択(なんだそりゃ)→"探索中"の途中で「中止」を押す(もうね、アホかと馬鹿かと)→DRC-30BTを選択→パスキー入力
ここまでやらないとハンズフリーにできない。ショートカットも作れない(!)
なんですかね、こりゃ。
し か も
音楽を聴いている途中に着信があると、音楽を遮って「ぴろりろりろ~ん、ぴろりろりろ~ん」と効果音が鳴り続ける。
この効果音は、電話に出るか、保留にするまで途切れない。
しかも、音量が、耳が痛くなるほど大きい。
これがイヤで連動して鳴らなくしようと思い、Bluetooth設定で「ハンズフリー着信鳴動」を"携帯のみ鳴動"にすると、効果音が「ぴろりろり~ん」から「ぴぴん、ぴぴん」に変更になるだけで、やはり音楽はぶった切られる。
音楽を聴いているのは電車に乗っている時がほとんどなのだから、どのみち電話には出られない。
諦めて着信があったら「ただいま電話にでることができません」というメッセージに切り替えることにしようと思ったが、発信側の電話で確めてみたら、そのメッセージの続きは「まもなく電話に出ますのでそのままでお待ちください」だった。
八王子~東京は中央線快速電車で66分間もあるのに「間もなく」じゃねえだろ。ほぼ始点to終点だから座っていきたいんだよ。
もうあまりにも使えなくて涙が出そうだ。
特殊な状況を除き、ハンズフリーは使わないことにする。
さて、Bluetoothレシーバーは別にどんなものでもよかったが、SONYエリクソンの「HBH-DS205」というのを使っていた。
ところが、1年ほど使っているうちに、クリップが折れてしまい、しかたなく適当な金属製のものでごまかしていた。
それはまあいいとして、このBluetoothレシーバーは、私が通勤で往復使おうと思うと、充電がぎりぎり足りないくらいで、ちょっと電車が遅れたりすると、途中で有線接続に切り替えなくてはならなくなったりする。
しかも、このモデルはUSB充電はできない。
さすがに不便に感じて、USB充電できるモデルに変えようと思った。
色々と調べてみたが、どのメーカーのどのモデルも一長一短といったところか。
中には曲の早送りなどをしようとすると、場合によって同じボタンでの誤操作(長押しのし損ない)で電話のリダイヤルになってしまうという強烈なものがあったりする。
さすがにそういうのはまずいので、まあ無難なところでSONYのDRC-30BTというものにしてみた。
このモデルはなんでもUSB充電のための端子を覆うプラカバーがキツめで、使っているうちにひきちぎれてくるのではないか、などとレビューに紹介されていた。
・・・・なるほど、確かにキツい。まあ、ちぎれてしまったらそれはそれでしかたなかろう。
ソニー・クォリティはそんなものと思うことにする。
とりあえず、従来のヘッドホンでHBH-DS205と音質の差を比べてみた。
う~ん。
期待したほどじゃないなあ。
というか、はっきりと劣っている、という印象。我慢できるぎりぎりか。
電車内などが主な使用場所だから、それほど多くは望まないが、それにしても、ちょっと残念なチープさかな。
では、ヘッドホン。
これまではSHUREというアメリカ製のSE110を使用していた。
これはなかなかのお気に入りだ。
私好みのフラットな音質。変にドンシャリでも無し、いわゆる「色を付けられた音」の感じもほとんどしない。
しかし、このヘッドホンの難点は、音質ではなく、「SHUREがけ」という、耳の上部にひっかけるコードの取り回しにある。
これ、取れやすいんだよね。
ちょっと振り向いたり、コードが緩みがちになると簡単に耳からはずれる。
カナル型なので本体は耳の中に収まってはいるが、コードがでろーんとはずれてくる。
いらいらする。
音は気にいっているが、この欠点をなんとかしようと思い、今回はパイオニアのSE-CLX7というモデルにしてみた。

独特のイヤーパッドとなっているらしいが、仕掛けなんぞはどうでもいい。
それなりに密閉してくれればいいし、カナル型なのでよほどでなければ心配はないだろう。
で、音は・・・・
・・・・・なんだよ、こりゃ。
ドンシャリ、というよりはじゃきじゃき?しかも、もっとも耳障りな5KHzあたりが強調されているような?
ただ、このくらいのクラス(1万円程度やそれ以上)はエイジングといって、あるていど"慣らし運転"の後に真価を発揮するらしいから、しばらくの我慢なのだろうか。
私の好きな「非対称コード」なだけに、なんとかエイジングでいい音になってほしいものだ。
これまでのSONYエリクソン+SHUREと比べると、機能は大幅に改善できた気がするが、残念なことに性能ははっきりと下がってしまったらしい。
・・・ただし、「通勤で使える程度」と考えれば、ぎりぎり我慢できるくらいかもしれない。
ヘッドホンがエイジングで改善されれば、だが。
なかなか思うようにはいかないものだ。
Bluetoothレシーバーは、ハンズフリー機能も含めて探したのだが、携帯がこんなに使えないのならば、その機能は不要として、もしかしたら他に選択肢はあったのかもしれない。
ヘッドホンは試聴可能なところもあるので、もしかしたら試してから買ったほうがいいのかもしれない。
まあこれもいい経験だろう。
あまりに我慢できないレベルならば、次はそういった方法で選ぶことになるだろう、と。










