19歳のアリスは、白うさぎを追いかけて、うさぎの穴から地下の世界(アンダーランド)に迷いこんでしまう。この世界の奇妙な住人たちは、なぜか皆アリスを知っていた。しかも、 残忍な"赤の女王"の恐怖政治に苦しむ彼らにとって、アリスは伝説の救世主だというのだ。少女の頃にこの世界で冒険を繰り広げたことを忘れているアリスは、元の世界に戻ろうとするが、いつの間にかアンダーランドの運命を賭けた戦いに巻き込まれていく...。
5年生の娘と一緒に観たため、日本語吹き替え。
しかし!これがどうしてなかなか良かったのだ。
普通、私は海外の映画は字幕か、または字幕無しで観る。字幕無しで観るのは、日本語字幕を目で追って更にそれを理解するのが煩わしい、「字を読む手間が惜しい」ほど期待できる作品の場合だ(英語版しかわかんないけど)大抵はすんなり頭に入ってくる日本語字幕で観る。
これまで日本語吹き替えで良かったのは、ピクサーの「モンスターズ・インク」と「カーズ」、それに「マペットのクリスマス・キャロル」
これらは吹き替えの声優が突出したハマりかたで、はっきりいって原語で観るよりも良かった。
たまに映画は、そういう作品と出会うことがある。
さて、本作は、小さい頃にうさぎの穴に落ちたアリスが、もういちど穴に落ちて・・・・という作品かと思ったが、そこのところはうまくボカシてあった。
「ん?」というもやもやも残るのだが、不可思議さが加味されて良かったかもしれない。
思ったよりもダークな絵で、ディズニーだから例の図柄でまとめられてんだろうなと思った予想は見事にはずれた。
かなり暗い図に満ちている。
ストーリーはさすがにどぎつくはないが、図の暗さと相まってかなりダークな雰囲気で進んでいく。
まあ、子供も楽しめる映画ということで、19才のアリスという完全に子供ではないオトナの味付けの物語はさほど期待できないが、それでも小さな子供にターゲットを絞った幼稚園ディズニーの雰囲気は微塵もない。
子供のころに読んだディズニーの絵本の、最後に近いページにあったドラゴンとの対決の、子供にとって手に汗を握った、あの暗く迫力のある雰囲気が楽しめる映画だ。
やってくれたな、とニヤリとしてしまったのは、チェシャ猫。
日本語吹き替えで観ていたおかげで、「どこかで見覚えが・・・・それに、この声は・・・。」と思ったら、案の定、同じ声優だった!
よりによってここで使うか(笑)
本作チェシャ猫もそっくりにみえてしまう。
話題作を子供と楽しむ一本のつもりだったが、思ったよりもずっと楽しめた作品だった。










