八王子の自宅から10km程度
東京都八王子市の自宅から僅か10kmのところに高尾山がある。
この山は東京都では身近な山で、標高は599m、一般車は進入禁止だが山頂まで自動車も通れるようになっている。飲食店やその他の物資の運搬も楽々だろう。
ケーブルカーも運行している。
いかんせん人が多い。標高も低いので、手軽なハイキングコースである。 |
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6号路
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メインストリートである1号路を避け、人気の無さそうな6号路より山頂を目指した。・・・・が、ここも人だらけであった。まあ、お盆の最盛期だから仕方が無いだろう。
細い山道で水が豊富なため、足場も悪い。そこへきて前からのすれ違い、後ろからのパッシング。相当ストレスが溜まる。
やはりあまりに人が多い時にこの山にくるのは考えものだ。 |
皆盛んに「こんにちは」と声を掛け合って通り過ぎていく。
以前の登山で、そういうのもいいものだな、と思ったのだが、今回は予想を裏切った。なんだか白々しくてイヤなのである。
気分にもよるのだろうか。なんでもかんでも、猫も杓子も山に来てすれ違ったら「こんにちは」
それも、滅多に人に合わない深山であれば挨拶もしたくもなろうが、大型連休のアミューズメントパークよろしく人でごった返している高尾山でのそれは、妙にそぐわない。
山での定番の”挨拶”を皆がただサルの流行のように模倣してるだけのようで、シラけてしまう。
こんな人ごみの、山道に頂上まで電灯のあるような極低山で”山の挨拶”もないもんだ。
・・・・・そんなふうにヒネクレてみたのだった。 |
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涼しげな渓流沿いの景観とは裏腹に、やたらに暑い。多少のそよ風があるのが救われる。が、首に掛けたタオルは絞れそうなくらいに汗を吸っている。
前から後ろからの人の群れに悩まされながら、それでも周りの涼しげな景色を堪能しようと努めて登っていく。
景色そのものは申し分が無い。
マイナスイオンをたっぷり浴びて、都会で蓄積したストレスを洗い流しながら、ゆっくりと登っていく。
たとえマイナスイオンが科学的にはトンデモ説だとしても、気持ちがいいことに変わりはない。
トンデモ説でもいいのだ。マイナスイオン万歳。 |
山頂
だいぶ山頂に近くなり、トドメの階段が現れた。
6才の息子は俄然張り切り出す、というのはどういうことなのか。わけがわからない。子供のパワーというのは恐ろしいものだ。オトナが息も絶え絶えだというのに、走って登っていってしまうである。
もう一息だ。 |
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広い緩やかな1号路に合流してしばらく行くと山頂に着いた。
もちろんここも多くの人々で賑わっている。
とりあえず腹が減った。山頂の食堂に入る。冷やしとろろそばを頼んで食う。いや、これが麺が固いんだな。山頂の食堂で何か食うのは何度も来ていて初めてだが、ある意味期待通りにまずかったわけだ。
ビジターセンターに入ってみる。
センター職員のお兄さんが窓に止まっていたアブを捕まえて子供たちに見せる。
子供たちはビビる。
「ほら、アブ扇風機だよ。さわってごらん」面白いお兄さんだ。子供たちはビビりながらもちょっとだけ触ってみて、お兄さんはバッヂをくれた。 |
下山・稲荷山コース
のんびりしていたら少々遅くなってしまった。帰り道は「稲荷山コース」を通って下山する。いきなり階段が現れる。こりゃ、膝にきそうだ。
時間も比較的遅いし、それほど人気の無いコースだし、往路のような人ごみはないだろうと期待。 |
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足元はひどくは無いものの、思ったほど良くは無い。意外に滑り易い。それなりに斜度のある下り坂を気をつけて降りていく。
思った通り、あまり人がいないのが良かった。 |
あまりのんびりはしていられない。暗くなってきた。もとより天気は曇り空で、木々に囲まれた林間なのだ。思ったより暗くなるのが早い。
下界から「夕やけこやけ」のメロディーが聞こえてきた。17時だ。
少々ペースをあげて下っていくと、じきに高尾山口に辿り着く。
まあ色々と不満はあるが、自宅からは最も手軽に行ける山である。 |
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